「写ルンですで撮った写真」VS「スマホ写真をアプリでレトロ加工した写真」
年末ですね。
今年も終わりに近づき、令和初めてのお正月を迎えようとしております。
人が集まる時期には普段よりもたくさん写真をとりますね。
スマホで簡単に写真を撮ってSNSにアップしてみんなと共有する。そんな便利で素晴らしい時代です。
しかし私たちは今だけでなく、昔もたくさんの思い出を写真にこのしてきたわけです。そんなことを考えていたらあいつのことを思い出しました。
はて、小学生の頃遠足に持って行っていた「写ルンです」どうしてるかな。
そこで「写ルンです」と「スマホ写真をアプリでレトロ加工した写真」を比べてみたらどんな感じになるのか試してみました。
まずは、わが町「下高井戸駅前市場」の写真を写ルンですでパシャり。
昭和な街並みを撮ったのでまんま昔の写真みたいになりましたww
では同じアングルでスマホ(iPhoneXS)でパシャり。
美しいですね。こんなに晴れていたんですね。
空の青が美しいですが、この写真をアプリでレトロにしていきたいと思います。
私が使用したアプリはこちら。
フィルターがめっちゃいっぱいあり、レトロからアーバンまでなかなかおしゃれな加工ができるのでお気に入りです。いつも使っています。
では加工します。
まず「KU8 Kodak Ultramax 800」というフィルターをかけます。
ちなみに写ルンですは富士フィルムのISO400フィルムを使用なのですが、全く同じ加工ができるフィルターが見つからなかったので自力でカスタムしたいと思います。
次に画面が青すぎるのでホワイトバランスをいじります。
写真の周りのぼやっと黒っぽくなるやつ「ビネット」をかけます。
できました。
こんな感じに。
なかなかレトロです。
では写ルンですと比べてみます。
左が写ルンです。右がスマホです。
スマホの方が画角が広いですね。
でもなんだかまだまだですね。
この写真を一度保存してさらにこのうえに加工を重ねてみます。
アプリ内の「Fuji Pro 400H」を重ねます。
さらにビネットを重ねます。
こんな感じになりました。
並べるとこんな感じ。
う〜〜〜〜ん。
全然写ルンですに追いつかないぞ。
なんかスマホの方暗くなっちゃった。
ええい!もうiPhoneの写真の編集機能でブリリアンスあげたろ。
どや。
だいぶレトロになったぞ!!
比べてみます。
うう〜〜〜〜ん。
写ルンですの方がかっこいい〜〜!!
謎の黒い横線が入ってしまっていたのは残念だったけど、この味わいはきっとフィルムならではなのかな。プロの人が時間をかけてフォトショップで加工したら全く同じような写真に仕上がるのでしょうが、私のスマホアプリの加工技術では追いつきませんでした。
「写ルンですで撮った写真」VS「スマホ写真をアプリでレトロ加工した写真」
勝者はどちらだと感じられましたでしょうか。
私は便利さと格好良さを天秤にかけて、ほぼタイの、ギリ、写ルンですかなと感じました。楽しいしね。
カメラ代もかかるし、現像代や、時間もかかって、しかもその場で撮った写真を確認もできない。一発勝負。そんな「写ルンです」だけど、現像から帰ってくるときのドキドキやこの色味を楽しむのは、今の時代だからこそ逆に贅沢な遊びかなと思います。
時代と逆行すると見えてくるものがありますな。
たまの写ルンです、オススメです!!
写ルンですはカメラ屋さんで現像してもらう時に、スマホ転送のデータにしてくださるのでSNSにアップしたりするのもとっても便利です。
↓写ルンです写真集